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歯周病

歯周病

プラークコントロールで歯周病になりにくいお口へ

このような症状はありませんか?

  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 歯ぐきが下がっている
  • 歯を磨くと歯ぐきから出血する
  • 歯がグラグラする
  • 朝起きたときに口の中がネバネバする

歯周病とは?

歯周病は、歯垢(プラーク)の中に生息している歯周病菌が出す毒性物質によって歯ぐきに炎症が起こり、歯を支えている歯周組織が溶かされる炎症性の疾患です。重症化すると、歯を支えられなくなり歯が抜け落ちます。
また、糖尿病、心疾患、誤嚥性(ごえんせい)肺炎などの全身の病気とも関係があり、全身の健康にも影響を与える病気です。
日本では、15歳以上の47%が歯周病の症状を有しています。年齢とともに罹患率は高くなり、65歳以上になると56%以上の方が進行した歯周病を抱えています。
歯周病は初期の段階では自覚症状がないまま進行するケースが多いため、お一人お一人に合った予防ケアでしっかりと予防することが大切です。

参考:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」より

歯周病セルフチェック

歯周病を早期に発見するためにも、定期的にセルフチェックを行いましょう。
次の項目に一つでも当てはまるものがあれば、歯周病の可能性がありますので早めに歯科を受診しましょう。

  • 歯磨きをすると歯ぐきから血が出る
  • 歯ぐきが赤黒い
  • 起きたときに口の中がネバついている
  • 歯と歯のすき間が広くなって食べ物がつまる
  • 歯ぐきが腫れて丸くなっている
  • 歯ぐきがブヨブヨしている
  • 歯ぐきがムズムズするときがある
  • 口臭が強くなった
  • 歯の長さが長くなったように感じる
  • 硬い食べ物が噛みにくい
  • 歯がグラグラする
  • 歯ぐきに膿がたまっている

歯周病の原因

歯周病の直接的な原因は、歯垢(プラーク)です。
プラークとは、細菌が増殖したかたまりのようなもので、プラーク1mgの中には10億個以上の細菌が存在しています。
プラークは、歯と歯ぐきの境目の溝や、歯と歯のすき間に溜まります。プラークの中に潜む歯周病菌が出す毒性物質によって、歯ぐきなどの歯周組織に炎症が起こり、歯周病を発症するのです。
毎日の丁寧な歯磨きと歯科でのクリーニングで、プラークをお口に溜めない「プラークコントロール」を徹底することで、歯周病を予防できます。

全身疾患との関係

歯周病は、お口の中だけの病気ではありません。
歯周病菌や炎症性物質が出血した部分から血管に入り込んで全身を巡ることで、心疾患、脳血管疾患、動脈硬化といった全身疾患を引き起こす原因となる恐れがあります。特に、糖尿病とはお互いにマイナスの影響を与え合う関係性です。
また、妊娠中の女性が歯周病にかかると早産や低出生体重児出産のリスクが増大することや、歯周病菌が誤嚥(ごえん)によって肺に入ると誤嚥性肺炎を引き起こすこともわかっています。
全身の健康を維持するためにも、歯周病の予防に取り組むことが大切です。

歯周病の進行

歯周病は段階的に進行します。

健康な歯ぐき

健康な歯ぐきは淡いピンク色で、歯と歯の間は尖ったきれいな三角形をしています。
適度な弾力があり、歯磨きや歯周検査を行っても、簡単に出血することはありません。

歯肉炎

歯ぐきだけに炎症が起きている状態で、歯を磨いたときに出血することがあります。
歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきのすき間の深さは、2〜3mmほどです。

軽度歯周炎

歯ぐきの炎症が進行し、歯ぐきが腫れたり出血の回数が増えたりします。
歯周ポケットは4〜5mmと深くなり、歯根膜や歯槽骨の破壊が始まります。

中度歯周炎

歯周組織の炎症が進行し、歯ぐきはブヨブヨと腫れぼったくなります。
膿が出たり口臭も強くなったりと、自覚できる症状が増える時期です。
歯周ポケットの深さは4~6mmとなり、歯槽骨が半分近くまで破壊されて、歯のグラつきが進みます。

重度歯周炎

重度の歯周炎になると歯周ポケットの深さは6mm以上となり、膿が出て口臭も強くなります。歯槽骨が破壊されて歯根はむき出しとなり、歯がいつ抜けてもおかしくない状態です。

歯周病治療の流れ

歯周病治療は、次の流れで行います。

  1. 検査

    歯周病は進行段階に合わせた治療を行うことが大切です。
    さまざまな検査を行い、進行状態を調べます。

    歯周ポケット検査

    プローブという針のような器具で歯周ポケットの深さを測ります。
    健康な歯ぐきであれば、プローブは1〜2mmしか入りません。
    炎症による出血の有無も測定できます。

    レントゲン検査

    歯の根や顎の骨の状態は、レントゲン検査で確認します。
    目視できない部分をしっかりと捉えることができますので、定期的に撮影するのがおすすめです。

  2. カウンセリング

    検査結果をもとに、お口の状態についてご説明します。
    お一人お一人に合わせた治療方法をご提案しますので、わかりにくいことがあればどのようなことでもご質問ください。
    治療計画にご同意いただいてから、治療を始めます。

  3. 歯周基本治療

    まずは歯周基本治療を行います。
    歯周基本治療では、歯周病の原因である歯垢(プラーク)を徹底的に除去します。

    ブラッシング指導

    毎日の歯磨きでできる限りプラークを落とすことができるように、お一人お一人のお口に合わせたブラッシング方法をお伝えします。
    磨き方はもちろんですが、歯ブラシやデンタルフロスなどの選び方についてのアドバイスも行っています。

    スケーリング

    歯垢は時間が経つと、石のように硬い「歯石」へと変化します。
    歯石になると、歯磨きでは落とすことはできません。
    スケーリングは、専門の器具「スケーラー」を使って歯石を削り取る処置です。

  4. 進行した歯周病の治療

    歯周基本治療を行っても症状が改善されない場合は、歯周外科治療を行います。

    フラップ手術(歯周外科治療)

    歯周ポケットの奥深くに溜まった歯石は、スケーリングだけでは取り除くことはできません。
    その場合は、歯ぐきを開いて歯根面を露出させて、付着している歯石を取り除きます。

    レーザー治療

    レーザーの光や熱で歯周ポケット内の歯石・歯垢を取り除き、歯周病菌を殺菌する治療です。
    炎症のある組織をレーザーで蒸発させることで、歯ぐきの治癒を促進する効果もあります。

    再生治療

    歯周組織の破壊が進んでいる場合は、再生治療が必要となることがあります。
    一度溶かされた組織は、自然に回復することは期待できません。
    その場合は、再生治療によって骨や歯ぐきの再生をめざします。
    フラップ手術を行う際に、増やしたい部分に薬剤を塗布して骨の再生を促します。

  5. メンテナンス・定期管理

    歯垢と歯石を徹底的に除去することで、歯周病の進行を止めることができます。
    自宅で毎日行う「セルフケア」と、定期的に歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」を組み合わせて健康な状態を維持しましょう。

歯周病の予防方法

歯周病は適切なケアで予防できる病気です。

  • ブラッシング

    歯周病予防の基本は、毎日の歯磨きです。
    丁寧なブラッシングを心がけて、歯垢をお口に溜めないように丁寧なブラッシングを心がけましょう。
    歯ブラシ1本だけを使うのではなく、歯間ブラシやデンタルフロスなども取り入れることが大切です。

  • 定期メンテナンス

    毎日しっかりと歯を磨いていても、磨き残しはあるものです。歯磨きで落としきれない汚れは、歯科のプロのケアを受けましょう。
    3ヶ月に1度のペースが基本ですが、お口の状態によってメンテナンスの頻度は異なりますので、定期検診のお知らせに沿ってお越しください。
    何か違和感がある場合は、定期検診を待たずに受診しましょう。

  • 禁煙

    タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させるため、十分な栄養が歯ぐきに行き渡らず、歯周病になるリスクが高くなります。
    また、血管が収縮することで出血や腫れが抑えられ、歯周病の発見が遅れる傾向にあります。
    歯周病と診断された場合や、歯周病リスクが高い方は、一日も早く禁煙しましょう。